Yarn Seller 続でございます。
ここに辿り着いて、今このウェブサイトをご覧になっている方々に、
心より感謝申し上げます。
糸屋稼業を細々と続けております。
世の中のIT化、AI化が進む中、皆様には相変わらずご不便をおかけしております。
注文方法やお支払いなど(今どき振り込みは、さぞかし不安かと思います。すみません。)
本当に皆様のご負担に、かたじけなく思います。
昨今におきましては、Instagram、X、などのSNSでの発信が重要な情報源とされており、私もそれを肌で感じているのですが、どうしても、波長が合わず、未だに距離を置いています。
それとこれとは別なのかもしれませんし、言い訳のようですが、私はやはり、手仕事にこだわっていきたいと思うのです。
スピードや合理性も大切ですが、常々、私とご縁があった方々に思いを馳せながら仕事をしていきたいと思っております。
いろんな世界で、この二極化は進んでいくように思われます。
どちらが良いか悪いかの問題ではなく、この二つのバランスを保つことが、
私にとってはとても難しく感じてしまいます。
話は変わりますが、伊勢の神宮は20年に一度、宮を建て替えています。
天武天皇に始まりおよそ1300年に渡って続けられている神事です。
次回は2033年(63回目)です。
宮大工や職人たちは、1300年前と寸分違わぬ技法で、宮を建立します。
例えば、ピラミッドは偉大な建造物ですが、その建造方法は謎です(故にロマンがあるわけですが)。
神宮は、千年もの間、「仕事そのもの」を受け継いでいるのです。
この壮大な行事に準えるのも大げさなようですが、レース織りもそのように
古から伝わってきた手仕事です。
手仕事に携わる方も、生み出された作品を愛する方も、この気持ちを共有し合えたら、うれしく思います。
どうもありがとうございます。

2026年3月31日